【骨董品 買取 防府市】萩焼を高く、価値を見極めるお店！

このブログでは、萩焼の売却・買取を検討されていらっしゃる方へ向けた解説ブログです。
「落款や書付等が読めない・・・」とお困りの方もいらっしゃると思います。
作家さんが分からなければ、お売りになる際も買取店の言い値になってしまいます。
このブログを参考にしていただき、価値ある品物を確かな金額で換金・売却しましょう！

焼物・陶磁器は、お売りになる方と、購入された方が異なる場合も多く、
（つまり、おじいちゃん・おばあちゃんが購入して、不要となったためお子様・お孫様がお売りになる）
そのような場合、その陶器の価値が分からないことも多いと思います。

なんとかしてどなたかの作品か調べようにも、字を崩しすぎてなんて書いてあるかすらわからないことも多いと思います。

当店は、ブランド品や貴金属、腕時計などに特化したお店ですが、萩焼に関してもお任せください。

焼物・陶磁器などは奥が深く、勉強する時間が膨大になります。
地元でもある「萩焼」はトコトン勉強しておりますのでご安心くださいませ。

さて、萩焼と言えば「三輪休雪」を筆頭に、坂田泥華や
坂高麗左衛門、坂倉新兵衛など有名な作家さんが多数いらっしゃいます。

人間国宝である「三輪休雪」ともなると、一作品当たりの価値をお金に換算すると
サラリーマンの1か月分の給与かそれ以上です。
高い品物になると、100万円くらいの値が付くこともありますね。

この間（2020年5月中旬）NHKで三輪休雪さんの番組が放映されていました。
すかさず録画オン！
晩御飯の時間で子供たちがヤーヤー言うのであとからじっくり拝見させていただきましたm(__)m
※日本刀でそぎ落とす作品

落款の見方！

萩焼を勉強し始めたころ「いや、ちょ、これ・・・アラビア語みたい・・・というかそのもの」
これが始まりでした。

いつからか・・・全ての文字・落款は「アート」と思う事にしました。
そうすると頭にスッと入るんです。難解なものほど図で頭に入れる戦法。

それを続けることで「ああ～これ・・・『陶』かな？」とか読めるようになるんです。
お手元の作品の落款を調べる際にわざわざ勉強するのも・・・と思いますので、
もっと簡単に、価値のある品物を見極める方法を伝授しますね！

そもそも、陶器は土からできているんです。土自体に価値はありません。
価値が生まれるのは「作家の作品だから」です。

その作家さんも「人間国宝」や「指定無形文化財保持者」の作品でなければ高値は期待できません。

あてずっぽうに調べるのは無理があります。だから逆引きするんです。
「だれの作品？」→「ネットで落款を調べる」→「色々ありすぎて挫折」
ではなく、
「人間国宝と保持者はこの人たち」→「落款を照らし合わせる」→「あった！」

このほうが早いですね。基本的にそのような方の作品以外は、残念ながら付加価値がありません。
個人的には良い出来栄えだなぁと思う作品も多々ありますが、残念ながら。。。

共箱とは？査定額に影響ある？

共箱とは、作家さんが署名している保存箱の事です。
（左下の方に達筆すぎる字と陶印があると思います）

要するに、オリジナルの保存箱です。
ただ、共箱はただの箱ではないんです。
共箱自体が作品の一部なんです。

つまり、作品自体はあるけど共箱が無いとなると、完全な状態ではないという事です。

高額な作品になるほど共箱の重要性は増してきます。
したがって、共箱が無い場合、下手をすれば半額以下の査定額になることもありえます。

お買取りの際には、共箱も一緒に持っていきましょう。
中身と箱が相違しているかもしれないとご心配の方は、全て持っていくことをオススメします！
だって半額になるなんてもったいないですよ。

書付とは？

完璧に説明すると当店のブログらしさがなくなるので簡潔に説明しますね！
箱がありますね？
蓋を開けますね？
その蓋の裏に墨書きされてあるんです。
これが書付です。（正面の場合もあります）

何が書かれてあるのかと言いますと、「作者名」「銘」などです。
つまり、「よっしゃ！ぶちええのが出来た！これは〇〇という作品名にしよう！」
と、書かれたものが書付です。
あとは、超お偉いさんが「んん？これイイじゃないの！〇〇って名前つけちゃおっ！」
と、書かれたものでもあります。

極箱とは？

これに対して「極箱」というものもございます。
「うちにあるこの茶碗、多分〇〇の作品だよね？」
「すっごい似てるもん・・・そうだ！〇〇の家元に行って見てもらおう！」
「・・・ようこそいらっしゃいました。確認させていただいた結果、当家○○の作品で間違いございません。」

「じゃあその証明の為に一筆書いてちょうだい！」
と、書かれたのが極箱です。

書付と極箱、どちらも一筆頂いているんですが、果たしてどちらがより価値のあるものなんでしょう。

答えは「書付」です。
そりゃそうです。本人が書いてるんだから！

陶磁器は各ご家庭にある品物の中でも多いはずです。
そうであるにも関わらず、骨董屋さんは少ないです。
お店が少ないと、競争が発生せずお店の言い値となってしまう事もあります。
全てがそうとも言い切れませんが、お客様かの声を聞いている限り
「当たらずとも遠からず」

さて、今日も私は「ダイソーの茶碗」で晩御飯です＼(^o^)／
「休雪茶碗」を使おうものなら、緊張しすぎてご飯が喉を通らないと思う・・・。
それにしても、萩焼の白釉は色気がありますねぇ(*´ω｀*)

まとめ

• 骨董品は骨董品屋さん以外でもお買取りが可能です！
• 当店は萩焼は特に高価買取りさせていただきます！
• 陶磁器の買取で説明不足なお店は信用しない方がよいかも？！